大会報告

8/22に行なわれた全国中学生ウエイトリフティング競技選手権大会にて、
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昨年から当ジムでトレーニングを続けているY君が、みごと大会新記録で階級別優勝を果たしました!
おめでとうございます!

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学校では科学部に所属(^^;)

《たぶん日本一力持ちの”科学部”部長》

となったわけですが…まさか化学の力で?
いえいえ、科学的なトレーニングの成果、ですよね?

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思い起こせば去年の春、
「腰痛でウエイトリフティングできますか?」とお父様から相談を受けた時は、どうなることかと心配しました。
始めの頃は、とてもリフティングの練習とは思えないような地味なトレーニングを黙々と続けましたね。
わざわざ目黒まで通ってくれて。
それから1年半の間、最後まで意欲的に努力を重ねてきた結果の優勝。

私にとっても、最高に嬉しい結果です(涙

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今回は私も埼玉県チームのサポートとして参加させていただきましたが、たくさんのことを学び、経験することができました。また、このような素晴らしい瞬間に立ち会えた事を幸せに思います。
参加機会を与えてくださった方々には心から感謝を申し上げます。
ありがとうございました。
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そしてY君、
これからも、より高い目標を持ってがんばってください。

2020年、楽しみにしてますよ(^^)

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カテゴリー: 2014

情報の取捨選択(4)

文章を書くのにやたらと時間がかかってしまうせいでここの更新のタイミングを失ってしまう事がある。
今回もいつの間にか元ネタのサイトがリニューアルして問題のページが無くなってしまってちゃんちゃん、かと思ったのだが、それでも言いたい事に変わりはないので、あえて公開。

*2014/8/16現在、ポカリスエットの製品情報サイトからイオンウォーターの情報は外されています。

………

ポカリスエットは(比較的)好きな方で特にイオンウォーターはなかなか良い飲料だと思っていたので他人にもオススメしていたくらいなのだが、残念ながらその認識を改めなくてはならない。

iPhoneを使ってネットでポカリスエットイオンウォーターについて調べた時に

<ポカリスエット公式サイト>

<製品情報>

<イオンウォーター基本情報>
の順に見ていくと、(原材料)のところにこう書いてある。

・ポカリスエット(ペットボトル)
砂糖、果糖ぶどう糖液糖、果汁、食塩、酸味料、香料、塩化K、乳酸Ca、調味料(アミノ酸)、塩化Mg、酸化防止剤(ビタミンC)

私はこれをイオンウォーターの情報だと信じきってしまった。普通そうだろ。違うか?

ところが実物のラベルにはこう書いてある。

原材料名
果糖、果汁、砂糖、食塩、オリゴ糖、ラカンカエキス、酸味料、香料、塩化K、乳酸Ca、塩化Mg、調味料 (アミノ酸)、甘味料 (スクラロース)、酸化防止剤 (ビタミンC)

全然違う。

どうやらイオンウォーター基本情報サイト内の原材料情報はイオンウォーターの原材料情報ではなく『ポカリスエット(ペットボトル)』の原材料情報らしいのだ。確かに『ポカリスエット(ペットボトル)』とは書いてあるが、<イオンウォーター基本情報>ページの、(特徴)(栄養成分)(原材料)(製品ラインナップ)の中で、(原材料)の部分だけがイオンウォーターの情報ではなく『ポカリスエット(ペットボトル)』情報であるというのは如何なものか。

さらに、
<ポカリスエット公式サイト>→<イオンウォータースペシャルサイト>→<製品情報> の順にたどって行った場合には、後者の情報にたどり着く。スペシャルサイトを選択したスペシャルな者のみに真実を知る権利が与えられる仕組みになっているという酷な現実。 世に問いたい。 イオンウォーター基本情報のページにイオンウォーター原材料情報があると思い込んでいた私は非常識なのか。イオンウォーターの基本情報として『ポカリスエット(ペットボトル)』の情報が書かれてあるのが世の常識なのか。 もしくは、二者択一で間違った情報を入手してしまった私に非があるのか。 どちらにせよ私はイオンウォーターを、薄めのポカリスエットにちょっと塩を加えてつくったアスリート向け飲料的な飲料だと思って喜んでオススメしてしまっていたわけだ。 たとえ大企業のサイトだからといって情報を鵜呑みにしてはいけないということか。 (「そこだけ『ポカリスエット(ペットボトル)情報なんだってば」と言われたらそれまで) いわんや個人サイトをや、だ。 私も常々なるべく正しいことを伝えなければと思ってはいるのだが上手く伝わっていない事も多々あるだろうし、今回のように元ネタ自体があやしい事を見抜けない場合もある。 このサイトがウソにまみれてしまっている可能性も否定出来ない。 もはや情報の発信元に責任を求めるのはナンセンスだ。気をつけていただきたい。 開き直ったわけではない。お互い様だ。 情報の取捨選択は受けとる側に託されている。 ……… やれやれ(-_-;) (追記) CMを見てもアレはやはりアスリート向けの飲料ではなさそうだ。 ごめんなさい。

カテゴリー: 2014

情報の取捨選択(3)

ぶどう糖の大切さはご理解いただけたのではなかろうか。

小学生にこの話をすると、
「じゃー、オランジ○ナは?」
と自分の好きなジュースの原材料を聞いて来たりする。話をちゃんと聞け。スポーツドリンクの話だってばよ。いや、そんなの自分で調べなさい。

こんど、好きなスポーツドリンクを買って来てラベルの〈原材料〉を見てほしい。

砂糖 (ぶどう糖と果糖に分解される)
ぶどう糖果糖液糖 (ぶどう糖>果糖)
果糖ぶどう糖液糖 (果糖>ぶどう糖)

ならば少なからずぶどう糖は含まれている。適したぶどう糖の分量は決まっているのだが残念ながらそこまでは分からないから、とりあえず入っているか否かで判断する。

高果糖液糖 はちみつ

なんて書いてあるやつは前回の表の②の飲料だと思ってよい。ほとんど果糖で、ぶどう糖が入ってない。
ついでに言うと、果糖はぶどう糖のようにすぐ血糖値を上げる事が無い。小腸で吸収しないから大腸の働きが活発になる。脳を栄養しない。つまり水分補給に数時間かかるしエネルギーになりずらいしお腹がゴロゴロしたり張ったりするし集中力が切れたりする。

スポーツには不向きな気がする。

でも果糖は、ぶどう糖のようにベタベタしてないサッパリした甘さで飲みやすいし、物流コストや原材料費も安く済むらしいから、パウダー版では(仕方なく)ぶどう糖を使ってもペットボトル版では高果糖液糖を積極的に使用したくなるメリットがあるのかも知れない。

結構な種類の飲料の原材料を調べてみたが、私の知る限り「スポーツドリンク」で(高果糖液糖 はちみつ)は1種類しかない。ちょっと安心した?

でも油断は禁物。
その、ぶどう糖が入ってないスポーツドリンクは、結構身近にある。

スポーツに不向きなスポーツドリンクを飲みながらスポーツしてる可能性は意外に高い。

カテゴリー: 2014

情報の取捨選択(2)

…このように、テレビからの情報でさえ、無条件で受け入れるのは危険な場合もあるということだ。

では、お外で遊ぶ時には何を飲むか。
水、麦茶、お茶類はナトリウム濃度が低すぎてNG。
ジュース類はナトリウムが少ない上に糖質が多すぎて、ますますNG。
経口補水液は緊急事態用にとっておきたい。

やはり水分(塩分)補給に適しているのはスポーツドリンクだろうということで調べてみると、ほとんど(たぶん全て)の銘柄でナトリウム濃度の推奨基準(100mlあたり40mg以上)はクリアしてるみたい。
なおかつ溶液の濃さ(主に糖質の量で決まる)もアイソトニックとかハイポトニックとか言われる濃度に調整されていて身体にとって吸収しやすい、ことになってる。
…のだが、その糖質についてもっと細かくつっこむとナニ糖でもいいってわけではなく、実際はブドウ糖ってのが含まれてないとあまり吸収が良くないという実験結果が出てるらしい。

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これは「体育の科学」vol.62に載っていた表だけど、勝手に使っていいとも思えないので軽くモザイクを入れてみた。

どんな実験か超ザックリ説明すると、
①ブドウ糖が入っているスポーツドリンク
②ブドウ糖が入っていないスポーツドリンク
③ミネラルウォーター
を運動後の脱水状態のヒトに飲ませて血漿成分の回復具合をみたところ、
①速やかに回復する
②しばらく脱水が進み、その後に回復
③ゆっくりと回復に近づく

ちなみにこの実験では、①は摂取直後に回復しているのに対して水は1時間後、②は2時間後でも完全に回復していない。

ということで、ブドウ糖が入ってないスポーツドリンクは速やかに吸収しない。
ブドウ糖が入っていないスポーツドリンクは、お外で遊ぶ時の熱中症対策には不向きなのだ。

さあ、どーする?

…続く

カテゴリー: 2014

情報の取捨選択(1)

天気予報の中でやっていた熱中症対策についてのこども向けアニメで、

〈お外で遊ぶ時は、喉が渇いてなくてもお水をたくさん飲んでね〉

なんて言っていたのですが、チョットマッタ。

〈熱中症対策は水分+塩分〉

ってのは今やジョーシキ。
低ナトリウム血症の危険があるので真水をたくさん飲むのは危険、じゃなかったっけ?
急に体液が薄まりすぎて逆に吸収しないとか。筋肉ピクピクなっちゃいます。
ですから汗で失った塩分も同時に補給しなければなりません、とのことです。

もっと言うと、お外で遊んでいる状況下においては吸収スピードがとても重要です。脱水状態からの回復に時間を要してしまっては手遅れになりかねない、ということで。
そうなると、お外で遊ぶ時のベストチョイスは、

〈水分+塩分+ブドウ糖〉

な飲料を、ということになります。
ブドウ糖を含まない飲料の吸収スピードは真水以下らしいんですよ。

ブドウ糖を含む飲料、ですよ!

さーどうする⁈

…つづく

カテゴリー: 2014

ワールドカップ真っ只中です。

学生のみなさんもシーズン真っ只中。
私が携わっている少年野球チームもいよいよ全国大会の予選が始まります。
選手の自信につながるメンタルコンディショニングを、ということで「集中とリラックス」のお話をさせていただきました。

そこで何冊か脳科学の本を読み直してみたのですが、あらためて脳の凄さを考え直すいい機会になりました。

ーーー

「マインドタイム」
ベンジャミン・リベット→(筋肉の随意運動には運動の意識が命じるより0.35秒前に無意識が働いている)という事を実証した人。

「勝負脳の鍛え方」
林宣之→中島康介の五輪連覇を支えた脳科学者。

「単純な脳、複雑な私」
「受験脳の作り方」
池谷裕二→超すごい脳の能力を超わかりやすく説明してくれる脳科学者

カテゴリー: 2014